京都精神保健福祉士協会

精神保健福祉士は、精神科ソーシャルワークの専門職として精神保健福祉士法によって定められた国家資格です。

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2020年12月12日
第35回 「国際障害者年」連続シンポジウムのおしらせ


第35回 「国際障害者年」連続シンポジウム
障害者にとって「働くこと」や「生きること」について考える
~「働く」ときの介護保障や合理的配慮と、「生産性」優位社会について~

★日時:2020年12月19日(土) 13:30~16:30

★場所:オンライン開催(Web申込みが必要です)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_0A1gbyJwSaSrOPLvVhoBag
今回のシンポジウムはオンラインセミナーサービスの「Zoomウェビナー」で実施します。事前申込制のため、参加をご希望の方は上記の URL にアクセスし、入力フォームに必要事項を記入の上、「登録」ボタンを押してください。登録が完了すると直ちに入力いただいたメールアドレスに「ウェビナー参加用の URL」が送られてくるので、当日はそちらからご参加ください。当日13時からZoomを開きます。

★参加費:無料

★主旨:この「国際障害者年」連続シンポジウムは、国際障害者年のテーマ「完全参加と平等」を推進するにあたり、国際議決「あらゆることに関して企画の段階から決定まで心身障害者の参加が重要である」との趣旨を基に、現実に社会環境により多大な不利益を受けている障害者からの発言を中心に、そのときのテーマに添った専門家と討議を進めるものであります。
木村英子さんや舩後靖彦さんなど、重度障害のある国会議員が誕生することで、就労中の重度訪問介護の利用が注目されました。就労時における介護保障や合理的配慮が未整備のため、未だ多くの障害者が「働くこと」への参入を阻まれています。障害のある人が働くために、どんな制度や条件があり、またそこにどんな課題があるか、これから一層議論され、明らかにされなくてはなりません。
一方で、「生産性」を重視するこの社会の価値観は、障害者のみならず、多くの健常者をも苦しめ、時に生産性がないとみなされた人の存在を否定するような痛ましい事件もたびたび起きています。だれしもが生きやすい社会を目指すためには、多様な「生き方」、多様な「働き方」が肯定され保障される社会にならないといけません。 今回のシンポジウムでは、24時間介護が必要な重度障害者や難病患者、知的障害者などさまざまな種別の障害当事者の視点から、職場での介護保障や合理的配慮等をめぐる諸課題を考えると同時に、過度の「生産性」重視の価値観を見直し、多様な「生き方」「働き方」を肯定し保障していくためには今この社会や制度に何が求められるかを検討していきたいです。

★講演・報告
【基調講演】
木村英子氏(れいわ新選組 参議院議員)
『しょうがいしゃの社会参加の実現に向けて』

【報告】
・小暮理佳氏(SMAⅡ型当事者)
『わたしの就職活動』

・尾下葉子氏(線維筋痛症友の会関西支部)
『線維筋痛症患者と社会参加』

・岡本直樹氏(DPI日本会議常任委員(雇用・労働・所得保障部会)、CILふちゅう代表)
『障害×働くこと』

・中村健太郎氏(厚生労働省 職業安定局雇用促進係長)
『障害者雇用対策の現状と今後の展望』

・ピープルファースト京都(知的障害当事者団体)メンバー
『私たちにとって、働くこと・生きること・活動すること』(仮)

【司会進行】
日本自立生活センターメンバー

★主催:「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会

★協力:日本自立生活センター(JCIL)、ワークス共同作業所、ピープルファースト京都など

★後援:京都府、京都市、京都府社会福祉協議会、京都市社会福祉協議会、(公財)京都新聞社会福祉事業団 他(申請中含む)

★情報保障:要約筆記あり。手話通訳・テキストデータ提供ご希望の方は12/10(木)までに下記へご連絡ください。

★連絡先:京都市南区東九条松田町28メゾングラース京都十条101 日本自立生活センター(JCIL)気付
Tel: 075-671-8484
Fax: 075-671-8418
Mail: jcil(@)cream.plala.or.jp (←迷惑メール防止。(@)を@に変更してください